【塩害】京成架線障害の影響まとめ

こんにちは。おさいふです。
今回は2018年10月3日から5日にかけて発生した、京成電鉄の架線障害の影響をまとめてみたいと思います。なお、情報は個人的にまとめたものですので、完全な正確性は保証できません。ご注意ください。

○なぜ架線障害が起こったのか
ズバリ塩害です。詳しく説明すると、障害発生の数日前に通過した、非常に強い台風24号がもたらした雨や風に塩分が含まれており、その塩分がガイシと呼ばれる絶縁体に固着したために、ガイシに過剰な電流が流れ、ショート。そして出火につながったということです。

▲Twitterより引用。出火時の写真(船橋競馬場駅付近)

○架線障害の影響
まず3日21時40分ごろ、船橋競馬場駅付近の電線から出火していることがわかり、本線の一部区間で終日運転を見合わせました。復旧作業は翌朝の4日6時ごろまでつづき、その後運転を再開しました。

そして5日の7時から9時頃にかけて、西登戸・東中山・高砂付近で相次いで出火が見つかり、10時頃までには京成グループ各線(京成本線・押上線・千葉線・千原線・金町線・成田スカイアクセス線・東成田線)で運転を見合わせました。

5日22時頃から、本線一部区間で運転を再開し、翌6日10時頃までには、ほとんど通常通りのダイヤに戻りました。

▲送電がストップし、電源が切られている3000形(京成津田沼駅)

○乗客への対応
今回の障害により、京成グループすべてが運転見合わせとなったために、各社線への振替輸送にとどまらず、主に京成グループのバス会社と協力して、代行バスが運転されました。
具体的な運行区間は不明ですが、すべての駅に止まるバスと、一部主要駅のみに止まるバスがそれぞれ運行されたようです。ただし、この代行バスの案内は乗客にはあまり広まらなかったようです。

▲代行バスとして使用された船橋新京成バスの車両(勝田台駅ロータリー)

○他社線への影響
殆どが京成線と直通運転を行っている路線で、遅延や行き先変更が生じました。
また、踏切を共有している新京成線では、直接的な影響はありませんでしたが、安全確保が困難なために、松戸〜新津田沼間での運転となりました。

※新京成線への影響は、別記事にて詳しく紹介しています。

京成架線障害に伴う新京成線への影響

▲新津田沼折返しとなった新京成線(新津田沼駅)

【関連記事】

京成架線障害に伴う新京成線への影響

…といった感じで、今回の架線障害は乗客に多大な影響を与える記録的な事態であったことがお分かりいただけたでしょうか。
台風による塩害のための運休というのは、これが初めてかもしれませんので、京成電鉄様を始め、各鉄道会社様で、この事態での経験等が活かせたら良いな、と思いつつ記事を締めたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。
以下はおまけ的な感覚で、架線障害時の京成線の様子です。

▲ダイヤ乱れのため、電光掲示板は「調整中」と表示された(八千代台駅)

▲もちろん自社の京成バスも代行バス運用に就いた(勝田台駅ロータリー)

▲代行された新京成バスの側面表示器(勝田台駅ロータリー)

▲車庫付近に停車中の3700形、行き先は「試運転」(京成津田沼駅踏切傍)

▲側面の表示器にも「試運転」の表示、電源は非常電源を使用していた(京成津田沼駅周辺道路)

▲電源が完全に落ちている京成3000形(京成津田沼駅)

(おわり)

あなたにおすすめの記事