こんにちは、おさいふです。
今回は、Chromebookのデスクトップ版として発売されているChromeboxシリーズの製品を購入したので、実際に使ってみた感想を含めてレビューしていきたいと思います。
目次
製品情報
型番 | Acer Chromebox CXI3-UA91
(Amazonへのリンクは、日本向けの製品に設定しているため、一部仕様が異なる場合があります。) |
CPU | Intel Celeron 3867U |
メモリ | 4GB (DDR4 2133MHz) |
ストレージ | 128GB M.2 SSD |
LAN | Wi-Fi 5 802.11ac |
Bluetooth | 4.2 |
梱包とパッケージ
外観
今回は、アメリカのAmazonで購入しました。日本のAmazonよりも5000円程度安く購入することができます。
外箱を開けると、早速Chromebox本体があります。非常にコンパクトなボディで、机においても邪魔にならないサイズにまとまっています。
内容物
外箱の中には、付属の周辺機器が一通り入っています。HDMIケーブルを用意すれば、すぐに使うことができるようになっています。
説明書も付いています。アメリカのAmazonで購入したためなのか、すべて英語になっていますが、Chrome OSは最初に言語設定ができるので、困ることはないと思います。
実際に使ってみた
本体
ラップトップのChromebookと比べて、インターフェースはかなり豊富です。これはデスクトップ版のChrome Boxならではの強みですね。LANポートやHDMIポートがあるのはとても有り難いです。
また、Chrome OS搭載機種としてはストレージがかなり大きく、M.2の128GBのSSDが搭載されています。3万円くらいで買えるモデルでここまで大きいのは、この機種くらいかもしれません。
マウスとキーボード
キーボードは、Chromebookでお馴染みのオリジナル配列。Chrome OS特有のファンクションキーやEverythingキーもあります。エンターキーが小さい点とUSキーボードである点は気になるものの、打ち心地に大きな不満はありません。
マウスはシンプルなマウスで、左右のクリックとホイールのみの構成になっています。
Chrome OSを搭載している端末をたくさん発売しているAcerの製品なので、OSのチューニングも問題ありませんでした。2019年モデルですが、現在もアップデートが続いているので、しばらくは更新が続くと思われます。
また、Chrome OSの特権、Google Playストアも問題なく使えます。デスクトップ故にタッチが出来ないのは致命的ですが、ゲーム以外のアプリならマウスとキーボードだけでも十分使えると思います。
さらに、Linuxターミナルも問題なく使用することができました。
まとめ
良かったポイント
- コンパクトなChrome OSのデスクトップ環境を手軽に構築できる。
- 本体をモニターのVESAマウンタに取り付けられることができる。
- 有線LANポートやUSBなど、入出力が充実している。
- Chrome OS専用キーボードが付属する。
- ストレージが128GBとChrome OS搭載機種では最大級。
残念なポイント
- カメラやマイクが内蔵されていないので必要に応じて追加する必要がある。
- ファン搭載のため、若干の動作音が気になる。
総評
Chromebookの据え置き版「Acer Chromebox CXI3-UA91」は、小さくコンパクトにまとまっているので、持ち運びして出先で活用できそうです。また操作も簡単なので、家族の共用PCとして使うのもいいかもしれません。
Androidアプリをデスクトップ環境で使うには、Android x86やChromium OS(一部)、またはAndroidエミュレーターを使うという手段もありますが、ChromeboxはGoogle公式のライセンス品であるので、断然動作は快適です。Androidのアプリをデスクトップ環境で使って作業を効率化させたい方にもオススメ出来そうです!
他メーカーのChromebox
ちなみに、他のメーカーからもChromeboxが発売されています。Chrome OSはメーカーごとの違いはなく、デバイスのハードウェア的な差異がほとんどです。
イチオシは今回紹介した「Acer Chromebox CXI3-UA91」ですが、他のモデルのほうがストレージが少ない代わりに値段が安かったりします。用途に合わせてどうぞ。
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