こんにちは、おさいふです。
今回は、以前購入したUMIDIGI F1に代わる新機種「POCO F3」を買ってみたので、レビューしてみたいと思います。Aliexpressの一番安い発送で注文したので、4月中旬にようやく到着しましたw
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スペック
主なスペックをざっくりとまとめるとこんな感じ。Antutu71万点のスマホで3万円台なんて、一昔前じゃ信じられませんね…
- 約3.6万円
- RAM 6GB / ROM 128GB
- 33W充電対応
- AMOLED 6.67インチディスプレイ
- Antutu 71万点
- 5G / 4G対応
- 4K動画撮影可能
- 側面指紋認証
- MI UI 12
詳しいスペックは、すでにわかりやすく解説しているサイトがありましたので、そちらをご覧ください。
開封してみた
梱包
eパケットライトということで、我が家の小さなポストにねじ込まれてました。一応、スマホなんですけどw
配送用の袋を開けるとこんな感じ。分厚い緩衝材に覆われてきました。ちなみに、今回購入したのはPOCOの公式ストア・アリエク店です。
外観
コンセントはEU仕様なので、US用の変換アダプタもついてきました。変換アダプタをつけてくれたのは嬉しいのですが、結構ユルユルなので急速充電して大丈夫かな?と心配になります…
外箱を開封すると、POCOのイメージカラーを基調としたデザインの付属品が出てきます。画像左から、外箱・付属品セット・サンクスカード・本体です。
付属品
本体の下には充電器と充電用のケーブルがあります。33W対応のアダプターですが、他社製のものを使った場合、高速給電できない場合があるようです。
付属品セットが入っている黄色い箱の中がこんな感じ。左から、スマホケース(透明)・POCOシール・取扱説明書と保証書・TYPE Cからイヤホンジャックに変換するやつです。
本体
本体は、液晶部分に保護シートがついており、その下には、スマホ用のフィルムが貼り付けられています。貼り付けはとても丁寧で、ズレや気泡は全くありませんでした。中華クオリティも侮れません。
保護ケースを付けてみました。ケースの色は透明なので、スマホ本体のかっこいいデザインが活かせていいですね。ただ一つ気になる点として、スマホカバーの充電口キャップが邪魔です。(必要に応じて除去することもできそうですが…)
カメラ
カメラはボコッと浮き上がった大型のレンズを採用。アウトカメラは最大4800万画素で、広角や4Kの撮影にも対応しています。浮き上がっている部分ですが、純正のケースをつければ、段差はほぼ解消されます。
側面は丸みを帯びた形状になっています。本体下側には、SIMスロットとUSB端子があります。スピーカーは、左右どちらにもあるのでステレオ再生が楽しめます。素敵。
SIM
SIMスロットは2つあり、MicroSDを搭載することも可能です。スロットにはゴムパッキンもあるので、簡易的な防水性能もありそうです。
対応通信キャリアは、Softbankがおすすめ。docomoとauは一応使えますが、対応バンドが少ないので、一部地域では安定した通信ができない場合があります。私はdocomo回線 (LINEモバイル) で試しましたが、都市部で使っているためか、特に通信速度に困ることはありませんでした。
起動~初期設定
起動画面
最初からある程度充電されていたので、すぐに起動しました。POCOロゴとMIUIのロゴが表示されます。起動後も動作はスムーズで、さすがはスナドラ870といったトコロです。
画面のリフレッシュレートが120Hzまで対応しているので、画面占有率の大きいディスプレイでヌルヌルした映像を楽しめます。
初期設定では最初に言語設定があるので、日本語の案内で表示することもできます。案内に従っていけば、特に困ることはないはず…
データ移行
データの引き継ぎも簡単にできました。今回は、以前レビューして長らく使っていたUMIDIGIちゃんのデータをお引越ししました。
指紋認証
指紋の感度も良好です。認識精度はかなり高く、マスクで顔認証が通りづらいこのご時世ですから役立ちそうです。セキュリティ関連ですが、指紋の他にパスコード(パターン)や顔認証も登録することができます。
というわけで、獣のゲーマー向けスマホの設定が完了しましたw エキサイティングな体験がはじまります…
いよいよ使ってみる
UI関連
ちなみに、初期インストールアプリはこんな感じ。つまらないゲームやXiaomiの独自アプリが多数プリインストールされてます。ゲームに限っては、設定アプリなどからアンインストールすることができます。
OSのチューニングも安心のXiaomiクオリティで、非常に良好です。特定のアプリの起動やスクリーンショットをショートカット設定できたり、上部のメニューバーをいじれたりと、かなりカスタマイズできます。画面下にある基本ボタンを無くす設定も可能です。
カメラ関連
POCO F3はカメラも優秀。4K撮影もできる上、動画撮影時に広角レンズを使うことだってできちゃいます。画質面では、iPhoneに若干劣るといったレベルで、普段遣いには問題ないレベルです。SoCの性能が高いので、手ブレ補正も十分効いていますね。ただ、夜の動画撮影だけはちょっと気になります。手ブレ補正など、iOSとの差が顕著に現れている感じがします。
別記事で、実際に写真と動画をそれぞれお試し撮影してきましたので、詳細はこちらからどうぞ…
まとめ
良かった点
- これまでのスマホの価格常識を覆すレベルのコスパの良さ
- iPhoneに及ばないもののカメラはかなりキレイ
- 画面解像度やリフレッシュレートも文句なしの最高レベル
- スピーカーがステレオで再生音量も大きめ
- デザインも良好で充電速度は爆速
残念な点
- 人によってはMIUIは使いづらい(慣れればむしろこっち以外使えない)
- 日本国内では対応バンドに難あり
- イヤホン端子がない(変換ケーブルは付属します)
総評
今回はコスパ抜群のハイエンドなスマートフォン「POCO F3」を実際に使ってレビューしてみました。3万円台というミドルレンジの価格を実現しながら、高機能でチューニングも良好なスマートフォンに仕上がっており、大抵の人は満足できるスペックの一台だと思います。同時に廉価版の「POCO X3」も発売していますので、気になる方はぜひチェックしてみて下さい!
日本ではこっちのほうが盛り上がってますが、Antutuスコアで比べると50万点弱の差があるので、どうせ買うんだったら1万円高く出してPOCO F3の方を買うべきだと思います。とはいえ、Note 9Sや10も十分コスパ良いんですけどね…