こんにちは、おさいふです。
今回は、先日購入した指紋認証の機能が付いたマウス「EMUC18-5BWB」を購入してみたので、Windows環境で実際に使ってみた感想を交えながら紹介していきたいと思います 。
目次
商品データ
型番 | EMUC18-5BWB |
メーカー | エコデバイス |
相場 | 2500円~5000円 |
スペック
マウス解像度 | 1600 dpi |
マウス最高速度 | 30 inches/sec |
マウス最大加速度 | 8G |
マウスタイプ | 光学 |
ケーブルの長さ | 1.8m |
指紋センサー解像度 | 508 dpi |
指紋認識率 | FAR<0.001%, FRR<1% |
- 8mm×8mm静電式指紋センサー
- FIDO UAF 認証完了
- Microsoft WBF
パッケージ
パッケージ表面には、マウスの画像とMicrosoft WBFのマークがあります。マウスは発光するかのようなパッケージになっていますが、実際には光りません。
裏面はこんな感じ。デバイスの特徴として、6つの機能が紹介されています。国内販売店で実際に販売されているものなので、お問い合わせ用のフリーダイヤルも掲載されています。
内容物
内容物は、マウス本体と、専用ソフトウェアが入ったディスク、そして取扱説明書が入っています。指紋認証のセンサー部分には、保護用のフィルムが貼られていました。
マウス本体
マウス本体は低価格の製品にありがちな安っぽいプラスチックの作りです。バリなどがあるわけではありませんが、長期間に渡って使おうとは思わないような感じです。
最近メジャーなマウスと比べると、手にフィットするような窪みが全くないので、あまり手に馴染まないような気がします。
ドライバディスクと取扱説明書
ドライバディスクと説明書はすべて日本語表記となっているので、ドライバのインストールや使い方に困ることはなさそうです。
実際に使ってみた
ドライバなしで使用
ドライバを入れずに使用すると、通常の光学式マウスとして認識され、指紋認証センサー以外の機能を使うことができます。マウス単体で見ると、値段の割にあまり操作感はよくありません。人それぞれだと思いますが、私の場合は手にフィットせず、戻るや進むボタンがなかったので残念に感じました。
ドライバをインストール
ウィザードに従って進んでいくと、勝手にインストールされます。
デバイスは「CanvasBio 生体認証デバイス」、ドライバの発行元は「CANVASBIO CO.,LTD」ということで、発売元のエコデバイスとは全く違った会社名になっています。
このCANVASBIOという会社ですが、調べてみると韓国の指紋認証デバイスを手掛けるメーカーのようで、同社のデバイスは、有名なブランドのスマートフォンやパソコンにも組み込まれているそうです。ある程度の精度は期待できそうです。
付属ソフトでファイルアクセス管理
ドライバのインストールがすべて完了すると、付属のソフト「Macaron」のチュートリアルが始まります。指紋認証を生かして、ファイルのアクセス権限などを設定できるそうです。
チュートリアルが終了すると、Macaronの設定画面に移ります。ただ、Microsoft準拠のデバイスなので、このソフトを使わなくても、Windows Helloなどの設定は行なえます。(ただし、Macaronをアンインストールすると、ドライバも一緒に消えるっぽいのでご注意)
Windows Helloの指紋認証デバイスとして使ってみた
Macaronをインストールすると、自動的にドライバも設定されるので、Windowsの設定アプリにある「Windows Hello 指紋認証」の項目が選択できるようになります。
指紋センサーの部分に指を数回タッチするだけでセットアップが完了し、指紋でWindowsにログインできるようになります。マウスとしては残念ですが、指紋認証の精度は十分実用性があるレベルだと思います。何回か試していますが、誤認証は今の所ありません。
まとめ
マウスの作りは残念でしたが、指紋認証デバイスとしてみれば、十分な性能を持っていると思います。指紋認証の精度も高く、Windows Helloでもしっかり使えるので、その点は好印象です。
パソコンにログインするたびに複雑なパスワードを入力する手間が一気に解消されるので、やっぱり指紋認証は最高です。セキュリティリスクは有るらしいですけど…
誤検知の少ない指紋認証センサーは価格が高いものが多いので、この製品を選ぶのもアリだと思いますよ~
追記
マウスと一体型ではなく、指紋認証単体のリーダーも購入してみました。詳しくはコチラ…