こんにちは、おさいふです。
オーデイオ系の記事が連続となりましたが、それも今回が最後。というわけで、最後はハードオフのジャンクコーナーでゲットした、まるでUSBメモリのようなウォークマンをエラーから復旧させて使えるようにしてみたいと思います。
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購入したウォークマン
今回購入したのは SONY WALKMAN NW-E026F。1GB・2GB・4GBモデルが発売され、こちらは最上位の4GBモデルになります。
最上位モデルで4GB… USBメモリがまだ高かったあの頃を思い出しますねw
購入価格は330円。ジャンクとはいえ、非常にお安く入手できました。USB端子のキャップも付いており、状態はそこまで悪くありません。
ジャンクの理由は?
ジャンクの理由ですが、どうやらこの本体、何をどうしてもフォーマットエラーになってしまうようで、全く操作ができません。
とりあえずディスプレイは点灯し、通電は確認できますが、FORMAT ERRORと点滅するばかり。
フォーマットエラーをどうにかしてみる
こういう系はとりあえず初期化に限ります! ということで、本体裏面にあるリセットボタンをプッシュピンで長押しし、工場出荷状態に戻してみることに。
1回目の初期化では初期化後もフォーマットエラーが出てしまいましたが、4回目の初期化でようやく通常起動してくれました! フォーマットエラー以外にジャンクな箇所はなかったので、これで万事解決です!
改めて本体をチェック
せっかく復活したので、まずは本体をもう一度チェックしてみたいと思います。本体の大きさは8×2×1.5cmくらいの大きさで、ちょっと分厚いUSBメモリといった感じのサイズになってます。
本体のデザイン、けっこうフレンドリーな感じで好きです。キャップのウォークマンロゴもいい感じ。
本体左側側面には、3.5mmのイヤホンジャックがあります。
ボタンは、本体のフロント面に再生ボタンと選曲ボタンがあり、さらに細かい操作は上側側面の4つのボタンで操作します。ここでは、メニューに戻ったり、音量を調整したり出来ます。
実際に使ってみた
ディスプレイと操作感
かなりコンパクトにまとまっている本体ですが、ディスプレイのGUIも小さめながら意外と見やすくなっています。写真は楽曲再生中の液晶の様子ですが、日本語の感じも難なく読み取ることができます。
こちらはメニュー画面。楽曲再生時以外は選曲ボタンを十字キーとして、再生ボタンを決定キーとして使用できるので、少ないボタン数ながら操作はしやすいです。
特殊機能「インテリジェントシャッフル」
このシリーズには、「インテリジェントシャッフル」という機能が搭載されており、これまで再生した楽曲の履歴からおすすめの曲を自動セレクトしてくれます。
これより新しいモデルでは曲の雰囲気やテンポに応じて様々な基準でシャッフル再生でいますが、この機種は再生履歴に応じたシャッフル再生のみ可能です。とはいえ、とりあえず音楽を聞きたいときには非常に便利な機能です。
音質
かなり小さい本体ですが、音質の方は特に問題ありません。最近のウォークマンなんかと比べると、明らかに性能差は感じられますが、一般の方が普通に音楽を楽しむ分には全く問題ないと思います。
まとめ
というわけで、今回はSONYのステックタイプのウォークマン「NW-E026F 」をフォーマットエラーから復旧させ、使ってみました。
USBのような形状で使いやすいミュージックプレイヤーは最近では発売されていないので、まだまだ支持がありそうな製品でした。スマホで音楽が聞ける現在では、必要性は薄れてきますが、おしゃれアイテムとして持っておくのもアリかもしれません…
余談
本体カバーは着せ替え可能
公式サイトを見ると、本体の見た目を着せ替えできるらしいです。2008年に発売されたモデルですが、どこかスマートウォッチの先を行くような雰囲気があります。
1つ新しいモデルもあります
今回紹介したNW-E026F には後継モデルが存在。NW-E040シリーズとして発売されており、見た目以外、機能は殆ど変わりませんが、最上位モデルの容量は8GBになっています。
交換用バッテリーも発売中
アンオフィシャルですが、交換用のバッテリーもAmazonで売られていました。もう10年前の製品なので、今回買った本体のバッテリーもへたり気味。せっかくなので交換してみようかな…